パプリカの効能
ビタミンCはハンガリー人が見つけた
パプリカは肉厚で柔らかく、甘味のあるのが特徴で、赤、黄色、オレンジなどとても色鮮やかな野菜です。
しかも、最近注目を集めている栄養素「ビタミンC」がこのパプリカにはとても多く含まれています。
1936年にハンガリアの生化学者によって発見されました。
毛細血管を強化する
ビタミンCの主な働は、毛細血管を綺麗に保ち、血管の壁を強くします。これが不足して、体の中を流れている血管がドロドロになると、血栓、だるさ、眠くなる、頭がすっきりしないなど、その多くが現代病として取り上げられていることも注目すべきところです。
食べ物の効用の宣伝文句の中に「○○は血液をさらさらにする」とよく聞きますが、血液をさらさらにするだけでなく、血管を強化するというのは貴重な作用です。
血圧上昇を抑える
血圧が上がる原因の一つに、血管の収縮をコントロールする酸化窒素が活性酸素と結合して働かなくなり、血管が収縮したままになってしまうことがあります。これを防止する働きがあるのがビタミンCです。ビタミンPには活性酸素を除去する働きがあるので、ビタミンCの働きを助けて、血圧の上昇を抑えます。
ビタミンCの安定化
ビタミンCは非常に壊れやすいビタミンですが、ビタミンPには不安定なビタミンCを安定させる力があります。ビタミンCは強敵の活性酸素を撃退できるようになり、血圧は一定に保たれます。さらに細胞組織をつなぐコラーゲン生成に必要なビタミンCを補強してくれることで、美肌効果がアップし、ビタミンCの多様な働きを強化します。
パプリカには以下の作用があります
・体を温める
・毛細血管の強化
・血中コレステロール値の改善効果
・血流改善効果
・抗アレルギー作用
・発ガン抑制作用