大使館御用達のハンガリーレストラン

自由が丘大使館御用達レストラン

(株式会社ワードスプリング 2007年10月初版)  

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自由が丘ハンガリーレストラン2

 派手さはないが味はピカイチ、料理の鉄人の保証付き!

 オーストラリアや南ドイツを旅すると「グラーシュ」というハンガリー風のビーフシチューに出会うもの。ところがハンガリーではグラーシュではなく「グヤーシュ」のほうがポピュラーで、こちらはとろみのないサラサラのスープのこと。パプリカの真っ赤な色が一見、刺激的だが、じつはセロリやニンジン、タマネギなどの野菜がコトコト煮込まれたおふくろスープ、やさしくて温かくてとにかくおいしい。

 その「グヤーシュ」をはじめ「トルトットカーボスタ」など本格ハンガリー料理を食べさせてくれるのが自由が丘の「キッチン・カントリー」。戦後間もないころ、ハンガリー系アメリカ人マダムから先代が教わった味がベースになっており、派手さはないが丁寧な仕事ぶりは今も引き継がれている。

 そのおいしさはTVでおなじみ「料理の鉄人」の保証付き。家庭的な雰囲気とあいまって、留学生をはじめハンガリーの懐かしい味を求めて遠くから訪れる人も多い。

 数年前には「もっといろいろな料理が食べたい。メニューを増やして欲しい!」と料理好きの大使館の書記官が、自分の休日を何日も返上して、レシピ研究に付き合ってくれたことがあるそう。

 正真正銘、大使館御用達レストラン!

 

大使館御用達2